暑い日、東海地方の文庫を訪ねました。
森銑三のふるさとです(どこでしょう)。
森さんが終生懐かしんだ城下町ですけれども、
駅から歩いてみると、巨大自動車会社の企業城下町。
失礼ながら、埃っぽい風景でした。
城跡まで行けば、見所は多いとか。
しかし古典籍の調査に手一杯で、森さんの菩提寺へも参詣かなわず。
文庫は、図書館の2階の奥にあります。
若き日の森銑三が、独力で整理した村上文庫です。
豊かな学殖と品格高いその文章は、瑞々しさを失いません。
なお、今月の講座は24日(土)です。
おまちがえなく。
紫式部学会事務局