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2016年8月25日 (木)

風見舞い【事務局だより】

矢継ぎ早の襲来、つつがなきことをお祈り申し上げます。

源氏物語の野分は、「おどろおどろしく空の色かはりて吹き出づ」る風。

ちょうど8月のことです。

この風で六条院に犠牲者が出た、とまことしやかに説く古注釈もあります。

学者の説だからと言って、正しいとはかぎりません。

昔も今も。

(ひょっとして、今の方がひどいか)。

それはそれ、野分巻の可愛い絵を御覧ください。

Photo_2 台風の過ぎた後、秋好中宮のところでは童が庭に出ています。

「虫の籠どもに露かはせたまふなりけり」

右側の女童の手に載っているのが虫籠です。

江戸時代前期刊の小型絵入本から取りました。

ところで、『かたい話てんでん』へのご応募、ありがたく存じます。

抽選の結果、当選された方々に冊子を発送いたしました。

少々遅れまして、申し訳ありません。

(担当理事一人の仕事ですので)

お楽しみください。

なお担当理事退任に関連して、来年4月より大幅な制度の変更がございます。

会員の皆様には、詳しくご連絡・ご説明申し上げる予定です。

紫式部学会事務局