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2010年1月20日 (水)

バリウム

胃の検査がありました。
40歳以上の希望者に対し、胃のエックス線検査が施行されたのです。
これまで胃の検査など受けたことが無かったので受診希望を出しました。

 患者さんの気持ちを知るというのは大事なことだと再認識しています。
検査を受けるというのは、辛く寂しいものです。発泡剤、ラージカップの重いバリウム。検査台の上での回転、静止。どの瞬間もなぜこんなに悲しい気持ちになるのか不思議です。
 車全体を伝わる低い振動音。バリウムのとってつけた香料の戻り香。シャツとズボンを脱がされた姿で技師さんの説明を受ける長い時間。

技師さんのひょうきんすぎる明るさがなぜかとても場違いな感じもして。

こういった積み重ねが、ヒトを患者さんにしてしまうのかな、とも。

 検査のあとに拝見した患者さんに言われました。「胃のレントゲン?あんなの楽よ。でも胃カメラのほうがもっと楽。慣れるとね」と。

 試練を乗り越えた患者さんは、とても強くなります。がんばらなくちゃ。
バリウムと下剤の攻撃は今も「何か」を僕の中に残しています。