神奈川県歯科医師会 第7回学術大会
演者は飯田良平先生。共同演者は菅武雄先生、森戸光彦教授です。
この学術大会は開業医さんが運営する開業医さんの勉強会です。大学で学んでいるわれわれの役目としては、新しい話題、現状の報告を中心に報告することが目的になります。
そこで、今回は摂食嚥下リハビリテーションにおける教育面(対象:学生)と研修面(対象:医局員・歯科医師・歯科衛生士)からも言及しました。
摂食嚥下リハビリテーションは、歯科が今まで弱かった多業種連携の弱点を浮き上がらせてきました。逆に言うと、連携のチャンスがこの分野にあるということです。
「共通言語」が生まれ、同じ言葉で同じ目標に向かって協働できる、というのは本当に幸せなことです。楽しいのです。摂食嚥下リハということで、リハばかりに目がいきますが、「食べること」や「食」へのアプローチであると考えると良いと思います。
「食」のサポート、という仕事は単独職種では不可能なことが判ってきています。そのため、病院ではNST(Nutrition Support Team)と呼ばれる専門チームが結成されて活動し、成果を上げていますが、在宅や福祉施設ではNSTの体制をとることが困難な場合が多いのです。それだけの専門家の人的資源が常時確保できないのです。
そこで最近になって提唱されているのが Transdisciplinary Team という形態です。相互乗り入れの「役割変動型」とも呼べる体制です。これが実に面白い。成果を実感することができる体制です。いずれ詳しく報告することになると思います。論文も執筆中です。


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