武蔵野【研究室から】 青空が一段と深いこの頃、雑木林や丘陵を歩くのはとても楽しいことです。 関東の木々は派手な色づき方をしません。 地味で落ち着いた味わいを見せてくれます。 平安時代の都人士は、錦繍燦爛の紅葉を賞翫しました。 武蔵野の詩趣の発見は、明治以降だと思います。 日本近代文学の小さからぬ功績でしょう。 小説や詩の中を散策してみてはいかが。 (早い話が、本を読め、と言うこと) たくさんの書物を読んでいる、というのは、 社会が日本文学科の学生さんに期待することのひとつです。 鶴見大学文学部日本文学科研究室 « 前の記事 次の記事 »