こんにちは。情報バリアフリー推進会顧問で、鶴見大学図書館長 の元木です。
数年前から我々は、「NPO認定法人ことばの道案内」(ことナビ)と一緒に活動をしています。それらの活動は、タウンニュース[鶴見版]の記事【鶴大生が「ことばの道案内」駅から大学の道のり音声で】として紹介されています。
今年度に入ってから、新しい活動のお手伝いを始めました。ことナビは、言葉だけで道案内をする「ウォーキングナビ」に加えて、駅構内を言葉だけで道案内をする「ことばで分かる駅情報」というサービスも提供しています。
今回、我々(元木研究室と情報バリアフリー推進会)が、お手伝いしたのは、東京メトロの3つの駅構内の道案内です。平成31年4月28日(日)は、大手町駅、令和元年5月1日は、飯田橋駅、令和元年5月3日は、早稲田駅です。ゴールデンウィーク中ではありますが、みんなで頑張って、調査とデータの入力をしました。
今回の調査では必ず、腕章を付けています。
駅利用者の邪魔にならないように配慮しながら、晴眼者とブラインドの人が協同で「ことばの道案内」を作成します。目的地や次の経路について、クロックポジションを使って説明します。
その後ろを追いかけるように、ロードメーター(我々は「コロコロ」と呼んでいますが)で距離を計測します。
そして、表現方法について協議もします。
さて、次は、どこの駅に行くのでしょうか。
今回の調査において、ブラインドの理事長のIさん、ブラインドのNさん、晴眼でベテランのTさんに支えていただきました。本当に、ありがとうございました。そして、今後とも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。