小学生の保護者の皆さんに講演しました@新宿区立花園小学校

こんにちは。情報学コースの元木です。

2013年7月10日、東京都の新宿区立花園小学校4Fにじのひろま(学校図書室も兼ねています)にて講演してきました。

テーマは【インターネットにおける必要以上の情報発信について ~ネットの写真で自宅がバレる!?~】です。

第一回三校合同家庭教育学級という講座で、四谷小学校四谷第六小学校花園小学校3校のPTAが主催のものです。ご依頼を受けた時は、大変驚きましたが、インターネットのセキュリティに関する枠内のテーマで、お話しさせていただけるという事でしたので、小学生の保護者の皆さん向けに表現を平易に砕いて講演しました。

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当日は、3つの小学校のPTAの皆さんに加え、副校長先生や教育委員会の方々もご参加いただき、大きな関心を持っていただけていたのだと、身の引き締まる思いで講演させていただきました。

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この講演のベースになっている話は、鶴見大学附属中学校3年生に対して、技術・家庭科の授業実践されたものです。この一連の授業実践に関しては、鶴見大学図書館ブログ記事でもご紹介いただいています。デジタル写真の中には、EXIFという隠れた情報があって、そこには「緯度・経度」や「撮影機種」、「撮影年月日時分秒」などが搭載可能です。個人情報に相当するものもあり、インターネット・リテラシー不足や不注意に拠る必要以上の情報を発信してしまうことがあることを指摘する内容です。

子どもを守る(具体的には、必要以上の情報を発信してしまわないようにする)ために、保護者に出来ることが何なのかを具体的に説明し、必要なソフトウェアの紹介や使い方を目の前でお見せして来ました。

講演後の質問が、どんどん出て来て、ここでも参加者の皆さんの関心が高いことを、肌に感じて来ました。質問の際、教育委員会の方から、お教えいただいたのですが、NHKテレビの番組「週刊 ニュース深読み」で、2013年7月6日に【つつぬけ?丸見え?ネット時代の"個人情報"】というテーマの放送があったそうです。まさに、本講演に直結する内容だったので、記憶に新しい方々もおられたようです。

我が家には約2年前からテレビが無いのですが、やはりテレビも重要な情報源ですね。

普段、コンピュータを使っている大学生を相手に、つい当たり前になってしまっている話し方や用語の使い方を見直す良い機会にもなりました。ドキュメンテーション学科で学生と一緒に勉強していく中で、改めて考え直すことがたくさんありましたし、教えることの難しさを痛感したのと共に、今後も頑張っていきたいと思った一日でした。

鶴見大学図書館には、以下の様な図書があります。是非、読んでみて下さい。

■情報教育学研究会(IEC)・情報倫理教育研究グループ編;インターネットの光と影 : 被害者・加害者にならないための情報倫理入門 Ver.4 配架場所:開架 一般 請求記号:547.4833/I

平成25年度オープンキャンパス

平成25年 7月21日(日)10:00~ (14:30受付終了)

平成25年 8月  4日(日)10:00~ (14:30受付終了)
平成25年 8月24日(土)10:00~ (14:30受付終了)

平成25年 9月15日(日)13:00~ (15:30受付終了)

高校1・2・3年生と、保護者の方を対象としたオープンキャンパスを開催します。ドキュメンテーション学科のまなびの内容を詳しく紹介しますので、関心をお持ちの方はぜひ参加ください。

本学科の内容を詳しくお知りになりたい方は、ドキュメンテーション学科紹介ビデオをご覧ください。

ドキュメンテーション学科ホームページ