高校生の図書館インターンシップ実施報告

鶴見大学図書館では毎年、高校の生徒さんが図書館の業務を体験するインターンシップを行っています。

今回は、7月24日(月)・25日(火)に神奈川県立城郷高校の1年生2名、8月28日(月)・29日(火)に鶴見大学附属高校の3年生4名の参加がありました。

日程順にインターンシップの様子を報告いたします。

①神奈川県立城郷高校 7月24日(月)・25日(火)

一日目は、貸出返却およびメディアコモンズ利用受付などのカウンター業務、文献複写業務などを体験しました。最終日の二日目は企画展示の作業を体験しました。

 1日目

Img_5000カウンターでの本の貸出は、バーコードをスキャナーで読み取ります。

Img_5004_3書き込みのある本には丁寧に消しゴムをかけます。

Img_5009文献複写業務では、自然科学系の学術雑誌をタイトル・巻・号で探します。

Img_5010他館から複写依頼を受けた学術雑誌のページをコピー機で複写します。

 

2日目

Img_5029_2展示作業では、POPと関連本の配置を考えながら並べていきます。

Img_5036展示用の掲示物を作ります。

Img_5041掲示物を貼ります。

Img_5047展示のお知らせ用ポスターを作ります。

Img_5068貴重書庫を見学。

「POPコンテスト2022年度受賞作品関連図書」の展示作業が完了しました。

展示についてはこちらをご覧ください。eye

http://blog.tsurumi-u.ac.jp/library/2023/08/pop12022-90f6.html

昨年度から、インターンシップでは展示作業をしていただいています。

日程前半の城郷高校に「POPコンテスト2022受賞作品関連図書」の展示作業をしていただきました。

1年生の実習生が二人で手分けして展示作業を行いました。はじめてのことで大変だったとは思いますが、楽しんで作業をしていただけたようです。ありがとうございました。

2日間と短い期間でしたが、図書館への興味や理解が深まり、将来を考えるときの参考にしていただければ幸いです。

(S.K)

②鶴見大学附属高校 8月28日(月)・29日(火)

一日目は、午前中に貸出返却およびメディアコモンズ利用受付などのカウンター業務や文献複写業務、午後に新着図書装備、書架移動作業などを体験しました。最終日の二日目は企画展示の作業を体験しました。

1日目

Img_5109カウンターでの本の貸出では、機械処理の後、返却期限票に期限日のスタンプを押します。

Img_5121メディアコモンズ利用受付では、利用者から視聴希望のあった映画のDVDを探します。

Img_5134文献複写業務では、他館から複写依頼を受けた学術雑誌のページをコピー機で複写します。

Img_5139文献複写受付用紙に複写枚数など必要事項を記入します。

Img_5144文献を入れる封筒に宛名用紙を糊付けします。

Img_5146新着図書装備では、新着棚から受入済みの図書を抜き出します。

Img_5158慎重にバーコードラベルや背ラベルを貼ります。

Img_5147地下2階の自然科学系学術雑誌の電動書架を見学。

Img_5148地下1階の人文系学術雑誌架を見学。

Img_5155地下2階倉庫での雑誌の移動作業。

Img_5160雑誌の所在(置いてある場所)変更作業。

2日目

Img_5161展示作業では、まず、展示する本の所在をOPACで検索します。

Img_5167二人で相談しながら、展示のお知らせ用ポスターを作ります。

Img_5166OPACで検索した所在をてがかりに、本を探します。(2階多読本コーナー)

Img_5170(1階文庫本コーナー)

Img_5173見つかった本の所在を展示用に変更します。

Img_5185四人で相談しながら、展示作業を進めます。

Img_5193POP作品と図書の配置を考えながら並べます。

「POPコンテスト2021年度受賞作品関連図書」の展示作業が完了しました。

展示についてはこちらをご覧ください。eye

鶴見大学図書館ブログ: 鶴見大学POPコンテスト受賞作品関連図書展示第2弾(2021年度)の展示が始まりました! (tsurumi-u.ac.jp)

昨年度のインターンシップに引き続き、2日目には展示作業を実習に取り入れました。

日程後半の附属高校には「POPコンテスト2021年度受賞作品関連図書」の展示作業をしていただきました。

今回は四人で相談しながら、楽しんで作業してくださっていると感じられる展示になりました。

お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

二日間と短い期間でしたが、図書館への興味や理解が深まり、将来を考えるきっかけの一つになっていただければ、幸いです。

(S.K)