第153回鶴見大学図書館貴重書展
「祈りとポエジー」
開催のお知らせです。
羊皮紙にラテン語で書かれた西洋中世彩色写本や英語の詩集など、装飾や挿絵の美術的な意匠も楽しめる資料を展示いたします
10月5日(土曜日)には講演会・ギャラリートークを開催
さらに今回は特別企画として、附属中高生の協力による歌の実演もありますよ
ポスターデザイン:野口明日香(大学院文学研究科文化財学専攻)
祈り、詩、歌―文字として紙面に記されながらも、あらかじめ声に出して読まれることを前提にしたテクストを集めて展示します。また、文字だけではなく、装飾や挿絵など美術的な意匠も楽しめる資料を集めました。
見どころの一つ目は、羊皮紙にラテン語で書かれ、祈りと信仰の生活を支えた西洋中世の彩色写本です。本学図書館は中世の文献を継続して収集していますが、今回は東京藝術大学音楽学部の西間木真氏に新旧資料の調査をお願いしました。
二つ目は、17世紀から19世紀にかけて出版された英語の詩集です。17世紀初頭に聖書の英訳が許され、英語は名実共に国民の言葉となりますが、その英語がいかに詩歌(うた)い継がれてきたのかを詩集に辿ります。
(文学部英語英米文学科准教授 菅野素子)
【開催期間】2019年9月28日(土曜日)~10月31日(木曜日)
【展示会場】図書館1階エントランス
入場無料
【展示時間】
平日 8時50分~21時00分
土曜 8時50分~18時00分
日曜・祝日 休館
ただし、10月14日(月曜・祝日)は授業実施日のため通常開館
紫雲祭期間中の10月20日(日曜)は展示のみ催行(10時00分~16時30分)
【講演会】10月5日(土曜日) 14時00分~15時30分
「羊皮紙片に記された祈りの歌 ~鶴見大学図書館新収貴重資料から~」
講師:西間木真(東京藝術大学音楽学部准教授)
「英語の詩集にみるヨーロッパとその伝統」
講師:菅野素子(本学文学部准教授)
歌唱協力:鶴見大学附属中学校・高等学校アンサンブルクレイン部
【講演会会場】図書館地下ホール
※参加申し込み不要・無料。直接会場へお越しください。
JR鶴見駅から徒歩10分
京急鶴見駅から徒歩15分
展示・講演会とも入場無料です。
一般の方は、入口で呼び出しボタンを押して入館してください。
(hh)