7月16日(土)に、現在開催中の貴重書展「なんてったって沙翁(シェイクスピア)!」の講演会・ギャラリートークが行われました。
講演会「なんてったって沙翁(シェイクスピア)!」
菅野素子(本学文学部講師)
2016年7月16日(土)14:00~15:00
図書館ホール
今年没後400年のウィリアム・シェイクスピアの魅力を解説。
劇作家本人の生涯についての記録は空白が多いそうですが、その人がスクリーンをめくって出てきそうな気になる解説でした。
沙翁作品は、作者による制約が少なく、演出する人、演じる人により、いくらでも変わっていくようで、作品において作者の個性はあまり主張していないのかと思ってしまいますが、シェイクスピアの作品は強烈にシェイクスピアの作品として存在感を表していることがよくわかりました。
筆者はシェイクスピア作品を読んだことがありません。劇場にも行ったことがありません(パロディ作品の劇場には行ったような、行かなかったような…)。映画化されたものを何か見たような気がする程度の門外漢です。
シェイクスピアがスゴイ!ということは当然なのですが、門外漢にも分かり易く楽しく教えてくださる講演者の先生に対してもスゴイ!と言いたくなる講演会でした。
私はオフィーリたん、講演会前日の豪雨で流されなくてよかった…。
S.A.