新着図書の紹介

今回は、暑いので涼を求めて怖いものをテーマに

選んでみましたhappy01

こわい絵本 : おとなと子どものファンタジー

別冊太陽sunシリーズです。

昔話や童話からおばけと妖怪、奇妙な世界、死、シュール、

残酷などのテーマにわけて絵本bookが紹介されています。

物理的な怖さと精神的な怖さ、どちらが怖いかと聞かれると

ちょっと悩みますよね。

 

辻占の文化史 : 文字化の進展から見た呪術的心性と遊戯性

/ 中町泰子著

辻占とは、もともと夕方の辻で耳に入った言葉から

吉凶を占うものだったそうです。

そこから双六からかるた、フォーチュンクッキーなどに変化したとかshine

色々展開があるものですよね。

ちょっと怖いものから遊びへ変化したもの。

深く考えると、遊びも怖いものになる気がします。

 

民俗と仮面の深層へ : 乾武俊選集 /

乾武俊著 ; 山本ひろ子, 宮嶋隆輔編

我が家にも、いつからあるのかわからない

地方土産のようなお面があります

よくよく見直せば、不気味ともいえるのですが、

もう慣れてしまっているせいか気にならなくなっています。

ですが、この本の口絵のカラーの仮面は

ちょっと怖かったので選びましたsad

 

九相図をよむ : 朽ちてゆく死体の美術史 /

山本聡美著

死体を9段階にわけて白骨になるまでを描いている図を

九相図というそうですshock

読むだけで怖いです。

昔から六道絵やら地獄絵やら…日本にも怖い絵は

いろいろありましたwobbly

 

乱歩ワールド大全 / 野村宏平著

子どもの頃読んだ「少年探偵団」、

成長してから読んだ江戸川乱歩の探偵明智小五郎シリーズ。

その違いにかなり驚いた記憶があります。

こんなにきも…グロかったかと。

まあそれでも読みましたけど。

みなさんのイチオシ乱歩作品はどれでしょう?

それでは、今回はこれまで。

また次回をお楽しみに!

(C.Y.)