今週も新着図書の紹介です。
ついついインパクトのあるものや、読みやすそうなものを選んでしまいますが、
これも個性ということで
まずはインパクトのあるタイトルのこの一冊。
『ハーレムの闘う本屋 : ルイス・ミショーの生涯 / ヴォーンダ・ミショー・ネルソン著 ;
ハーレム:1.オランダ西部の商業都市。チューリップ栽培の中心地。
2.ニューヨーク市マンハッタン区北部の地名。住宅街。
黒人や移民が多い。入植したオランダ人が本国のハーレムにちなんでつけた。
3.ハレム。イスラム教国の王室や上流家庭の婦人部屋。
近親者以外の男子は出入り禁制であった。イスラム教王室の後宮。
一人の男性がたくさんの女性をはべらせる所。動物の世界などにも言う。
語源はアラビア語harim(禁じられたもの)から。
(『大辞泉』より抜粋)
さあ、あなたが思ったのは何番ですか?
言葉って、いろいろな意味がありますよね。
この本においては、2番でした
『世界の図書館 : 美しい知の遺/ ジェームズ・W・P・キャンベル著
; ウィル・プライス写真 ; 野中邦子, 高橋早苗訳産』とどちらにしようか
迷ったのですが、こちらをピックアップしてしまいました。
黒人が書いた、黒人についての本だけを売る書店をひらいたルイス・ミショー氏の生涯。
次は
三浦半島を拠点とする相模国一の大豪族の実像を見直す一冊。
地元で活躍したというのが、身近に感じますよね。
鶴見からも三浦半島は近いので、いろいろめぐりつつ、
かつてあったことに想いを馳せるのもいいかと
そうすると、金沢文庫や鎌倉にも行きたくなってしまいそうですが。
ドイツ・ゲルマンの伝説に登場する英雄は、竜退治で有名ですよね
各所に伝わる英雄の物語を読み比べることのできる一冊。
英雄ジークフリート像の変遷や関係図書も掲載されているので、
伝説が全て見ることができるでしょう。
『ディック・ブルーナ : ミッフィーの魅力、再発見 : 絵本が100倍楽しくなる、
祝ミッフィー誕生60周年ということで、1955年に出版された『ちいさなうさこちゃん』から
現在までのミッフィーがつまった1冊。
オランダのディック・ブルーナー・ハウスは行ってみたいですが、
今のところ行く可能性が高いのはハウステンボスかしら
最後はこちらの1冊です。
附属ディスクつきの語学シリーズです。
2014年NHKラジオ「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」4-9月号の
「エンジョイ・ジャパン!」の中から18話を選んでCDブック化したものです。
日本の文化やトレンドを紹介している、実践的なダイアログ集。
他にもシリーズで入っていますので、日本人でも今まで知ってはいても、
由来までは…といったことが良くわかります。
旅館って、神社って、秋葉原って…?
こういう風に説明すればいいのね!という実践例がたくさんあります。
今週はここまで
また来週をお楽しみに
(C.Y.)