毎度おなじみ、
新着図書を紹介する時間なのですが、
実はね、新着図書がないのです
おサボりをしているわけではなくて、
諸々の事情により、年度末は新着、ないんです。
お察し下さい
とはいえ、このまま何も紹介しないのも、
図書紹介を待っているtamファンに申し訳ないので、
(そんな奇特な人がいるか!というツッコミは無視しつつ)
tamがおすすめする本を紹介してみましょう。
『インタフェースデザインの心理学 : ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針 / Susan Weinschenk著 ; 武舎広幸, 武舎るみ, 阿部和也訳』
ウェブやアプリとありますが、
それだけに限定されるものではなく、
一般にも通じるデザインや心理学が書かれていて、
どなたでも読んで、参考になる本です。
内容はすごくわかりやすく簡潔です。
ポスターなど作るのなら、
これを一読することをお勧めします。
デザインとか関係なく、おもしろく読めますよ。
『小説フランス革命』
佐藤賢一の『小説フランス革命』シリーズ全12巻。
マリー・アントワネットやサン・キュロット、ジャコバン派など、
歴史の時間に習ったフランス革命は知っているけど、
詳しくは知らないという方におすすめです。
全12巻なので、けっこう長いですが、
読んでいて飽きないし、一気に読んでしまいます。
ルイ16世やミラボー、ロベスピエール、
その時代を生きた「人間」がえがかれています。
『クアトロ・ラガッツィ : 天正少年使節と世界帝国 / 若桑みどり著』
天正遣欧使節はご存知ですか?
戦国時代(1582年)、
4人の少年が九州のキリシタン大名の名代としてローマへ派遣されました。
長い船旅の末、スペイン国王やローマ教皇に謁見し、
教皇の戴冠式にも参加したそうです。
そして、1590年、日本へ帰国するのですが、
その時、日本は伴天連追放令が発布されていました・・・
その後の悲劇。。。
本書は小説ではありませんので、
読みにくいと思う人もいるでしょう。
550ページというページ数は、
なかなかに読みごたえがあります。
少年たちの過酷な運命に、涙です。
※本書の配架場所は書庫です。
はい、tam個人のおすすめ本を紹介しました。
来週も新着図書はないのかな。
次は何を紹介しようかなぁ
(tam)