すべての作品が出揃ったようです。
また、自由にお持ちいただける、自分たち(4年生)の作品を解説した資料も
追加されて置いてます。
これを読みながら、作品を鑑賞すると制作の様子もわかると思います。
では、前回にお伝えできなかった4年生の作品もあわせて、紹介します。
『鎌倉彫-百合-』
花の蕾部分は桃色の漆を塗ってオリジナリティを出しているそうです。
小林先生の撮られた写真は、その作業をしている瞬間ですね。
『燦々-sansan-』
とてもすっきりとした落ち着きある作品です。
残念ながら小林先生の写真はないです。
『螺鈿漆小箱「雪の朝」』 『「冬の夜」』
瓦葺屋根と粉雪を白蝶貝で表したそうです。
展示ケースの上から撮影したので、光って白くなってますね。ごめんなさい。
現物はもっと色鮮やかです。
『はなの縫締絞』
生地は中世当時に使われていたのと同じ、練緯(ねりぬき)という生地だそうです。
今の正絹の平織りより弱いそうです。昔はこういう繊細なものを着ていたんですね。
『藤花』
何度も塗り重ねて厚さを出す技法で作られているようです。
画像では伝わりにくいかもしれませんね。ぜひ、現物を見に来てください。
『唐塗皿と箸』 『ハイビスカス盆』
津軽塗と琉球漆器です。
津軽塗のなかの唐塗という技法を用いているそうです。きれいですね。
『埋もれ木に花が咲く』
小林先生の予告ポスターを見てから、個人的にこれが一番気になってました。
模倣漆器を作る技法を「ジャパニング」というそうです。
平成22年度 文化財学科 加藤ゼミ 卒業・課題制作展
≪展示期間≫
平成23年3月1日(火)~16日(水)
≪展示会場≫
鶴見大学会館 1階 玄関ロビー(アクセスマップはこちら)