鶴見大学日本文学会春季大会

来る平成21年6月13日(土)14時より、

鶴見大学会館 B1 メインホールにて、

鶴見大学日本文学会 春季大会を開催いたします。

 

【公開講演会】
 明治五年の世界旅行 ―成島柳北『航西日乗』― 
          本学文学部ドキュメンテーション学科教授 堀川貴司

 鶴見と明治の舌耕文芸 ―円朝と伯円―
          東京大学名誉教授・帝京大学教授 延広真治

【日時】
 平成21年6月13日(土)14時~

【会場】
 鶴見大学会館 B1 メインホール(300席)
  アクセスマップ(地図)はこちら

≪来聴歓迎free≫ 満席fullの場合は、入場いただけないことがあります。

鶴見大学図書館では関連展示を6月9日(火)より開催しています。

 

さて、このブログを書いている広報課員は、成島柳北という人物を知りませんでした。
調べてみると国立国会図書館近代日本人の肖像成島柳北のページがありました。
幕臣として、騎兵頭、外国奉行、会計副総裁などを歴任。
維新後欧米を外遊したときの旅行記が、航西日乗(こうせいにちじょう)だそうです。

「舌耕文芸」についても。
まず読みは、「ぜっこうぶんげい」と読むようです。
舌耕とは、講談や講義などの弁舌によって生計をたてること、だそうで、
つまり、舌耕文芸とは落語や講談のような文芸作品のことなんですね。
円朝とは、「真景累ヶ淵」などで有名な落語家 三遊亭円朝のことで、
伯円とは、「泥棒伯円」と称された講談師 2代目松林伯円のことでしょうか。

どちらも興味深い講演内容です。
ぜひ、お越しください。

 

春季大会(講演会)についての詳細は、鶴見大学文学部日本文学科サイトをご覧ください。