こちらは現在、本学図書館にて飾られている垂れ幕です。
6月14日、輝望プロジェクトの修学旅行で鶴見大学を訪れた子どもたちが本学に預けてくださったものです。
今回はこの垂れ幕の生まれた経緯について少し。
震災以来、大谷小学校にも国内外を問わず様々な人々による支援や応援メッセージが寄せられました。大谷小学校教頭をされる阿部先生はその一つ一つを子どもたちに話され、この支援と応援にたいして子どもたちが「これからどんなことをしなければならないか」と問いかけたそうです。その問いかけにたいする修学旅行で来校された子どもたち34人の答えがこの垂れ幕に書かれています。
今の率直な気持ちであったり、こうありたいという願いであったりする言葉たちにはこれまでの悲喜交々と将来への希望がこめられています。
この垂れ幕は大谷小学校6年生の宣言であり、同時に支援と応援してくださった多くの方への返答でもあります。多くの方々、そしてこれからの大谷小学校の子どもたちの励みとなっていくそんな大切なものなのです。
鶴見大学東日本大震災学生ボランティアが震災以来続けてきた大谷小学校での学習支援『学びーば』への子どもたちよりの気持ちもまたこの垂れ幕に込められているはずです。
学生ボランティアは今夏、この垂れ幕を手に『学びーば』を開催するため大谷小学校を再び訪れます。
その際、返還され2学期からはこの垂れ幕は大谷小学校で飾られる予定です。
広報・石川 達哉