夏の学びーばまで二カ月をきりました。
七月には試験期間も控えており、これからは目がまわる忙しさ。
それでもこの残りの準備期間が夏の活動の成功に関わるため手を抜くことはできません。ちなみに今週よりは金曜日にランチミーティングも開かれます。
さて今日の定例会では前回だされたイベント案のしぼりこみが議題。
前回はプールや体育館を利用した運動をする企画、野外での観察や、子どもたち皆での音楽活動、本学の特色を活かした”歯”の企画など実に様々な企画がだされました。
今回はそれらを現地でとったアンケートや大谷小学校の教頭先生にうかがった要望から導きだされたニーズ、安全性、全学年の子どもたちに適応できるか、時間や費用といったものとの兼ね合いをメンバーで吟味していきます。
春の活動で企画されたイベントの継続企画もあり、新企画もおおよそのしぼりこみは終えることができました。
多様なイベント案を眺めていると文系、理系と他学部にまたがるメンバー構成からなる本団体の強みを感じます。
ちなみに上の写真、ホワイトボードに列挙されているのは夏の学びーばのスローガン候補。
スローガンが決まる頃にはもう夏目前といったところでしょうか。
なにか良いスローガンが思いついた方がいましたら御一報ください
さて明日は輝望プロジェクトでの大谷小学校の子どもたちが本学にいらっしゃる大事な日。
以前のブログでもご紹介しておりますが、輝望プロジェクト(運営事務局・神奈川新聞社、神奈川県教育委員会など)は東日本大震災や福島第1原発事故により修学旅行に行かれなかった被災地の小中学生を神奈川に招待し、修学旅行を楽しんでもらうという大型企画です。
輝望プロジェクトは神奈川県の多数の企業や団体が参加しており、五月には発起人であられる株式会社ドリームカムトゥルー企画代表取締役の加藤 英二さんも本学にいらしてくださいました。
その招待校のひとつに本団体が主な活動をする大谷小学校があり、子どもたちが修学旅行の一日を割いて明日来校するというわけです。
前日の今日は最終確認の意味合いもある説明会が開催されました。
開会に先立ち、歯学部長の小林先生から頂いたお言葉は、「唯々、子どもたちが笑顔で、楽しい修学旅行の思い出になるよう力を尽くしてください」でした。この企画に参加する本学の先生方、院生、研修医の皆さん、学生ボランティアの面々の願いはまさにこれです。
明日は本学歯学部付属病院での”一日歯科医師体験”でPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)を体験、有数の蔵書量を誇る図書館の貴重書、稀覯書にふれていただき、大学生気分を味わってもらおうと学食での昼食会が予定されています。
PMTCは歯学部保存科の桃井先生のご協力のもと事前にデモンストレーションの場を設け、入念な準備をしてきました。
今回は多くの本学歯学部大学院生や研修医の方々にもご協力いただいております。
先生方は今日の説明会後も安全性について、そしてどうやったら子どもたちに楽しんでもらえるかについて時間をかけご相談されておられました。
多くの方が携わるこの輝望プロジェクト、子どもたちのためにも是非とも成功させたいものです。
明日の大谷小学校の子どもたちの様子は後日またこのブログでお伝えいたします。
広報 ・ 石川 達哉