特別講義「ハワイ図書館事情」を開催しました 2011/09/04

 9月2日(金)の午後、鶴見大学図書館地下AVホールで、ドキュメンテーション学科の学生に対して、ハワイ大学図書館司書としてご活躍されていらっしゃるSpringer小西ひさみ先生によって、特別講義が行われました。将来司書として働きたい、あるいは図書館に興味がある1年生から4年生が出席して、2時間余りの講義を受けました。

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 講義の題名は、「ハワイの図書館事情」で、ハワイの歴史、ハワイの公共図書館の歴史と現状について詳しく学ぶことができました。ハワイがアメリカ合衆国の50番目の州になったのは、1959年8月21日からだそうです。

 ハワイ州は多民族、多言語の州であることも意外でした。ハワイ州立公共図書館は55あり、その歴史は1830年代にさかのぼります。パワーポイントによるいろいろな公共図書館の写真のほかに、ハワイの公共図書館の登録カードの実物を見せていただき、パンフレットなどについても詳しく説明してくださいました。住民に密着した図書館サービスが行われいて、いつかハワイに行ったらそれらの図書館を訪れてみたいと思った学生が多かったようです。

 また、ハワイの子供たちは図書館がとても身近な存在で、放課後には図書館に行き、何か分からないことがあれば図書館で自分で調べる習慣があることも素晴らしいことだと思いました。

 Springer小西ひさみ先生には、翌日の9月3日(土)の午後も、第9回デジタルライブラリー国際セミナーで、ご講演をしていただきました。セミナーの参加者は180名を超え、2日間続けて参加した学生もいました。

                         ドキュメンテーション学科

                                 原田 智子